芦屋市の整体院、きた鍼灸整骨院の北 善之です。
ここ数日、当院へのご相談が急増している「ぎっくり腰」。もしかすると、ご自身や周りの人でぎっくり腰になった方はいらっしゃるかもしれません。
ぎっくり腰になるとちょっとした動きでも痛みを伴い、動作が制限されてしまいます。ほんとうに辛いですよね。
そんなぎっくり腰や急な腰痛の時に湿布や塗り薬を使用されることってありませんか?
実はぎっくり腰になった時の使用法として大事なポイントがあるんです。こちらにその大事なポイントをまとめさせていただきました。
持病として腰痛があったり、過去にぎっくり腰になった人にとって有益な情報となっております。是非、最後までご覧ください。
ぎっくり腰の痛みの症状はどこから起こる?
ぎっくり腰の痛みの理由は軟部組織の損傷。
特に腰にある筋肉に急激な負担がかかって傷ついてしまう、または同じような理由から腰周りの関節に炎症が起こる。といったことが、痛みの原因とされています。
しかし明らかな原因が無いにも関わらず、ぎっくり腰のような腰痛が起こることがございます。では、何かしたわけでもないのにぎっくり腰のような症状が起こるのでしょうか?
ぎっくり腰のような腰痛になる原因は?
明らかな原因がなく腰痛を引き起こす場合。そのほとんどが『姿勢』に原因があるといっても過言ではありません。
地球上に住んでいると必ず重力の中で生活しています。物理学で考えた場合、重力は真下に。地面が平坦であれば重力は真下にかかりますよね。
しかし、地面や床が平坦でなければ重力に対して身体が傾いてしまいます。地面が傾くことでバランスを取ろうと筋肉や関節が無意識に頑張ってしまうんです。
バランスを取ろうと踏ん張ったような姿勢が続いているということは、筋肉が疲れてしまいますよね。その疲れがある日を境に突然痛みとなって起こることが予想されます。
姿勢が傾く要因として
・座ると足を組む
・片側に体重を掛ける
・片側ばかりの手足を動かす
といった何気ない生活習慣の中に要因があります。もし、このような動作をしているのであれば『気付いたら直す』でオッケーです。すると普段の姿勢がだんだんと良くなっていきます。
ぎっくり腰のときの湿布の使い方
急な腰痛になると湿布を貼ったり、痛いところに塗り薬を使用される方をよく見受けます。
せっかくですから、より効果のある使い方をしてほしい考えております。そこで3つのポイントをお伝えさせいただきます。
①痛いところを清潔にする
痛いところの皮膚が清潔だと湿布や塗り薬の成分が浸透しやすくなります
②用法容量を守る
商品に記載されている用法容量を守ること。過度な使用は逆効果になることも
③使用する期間
急性期と呼ばれる期間は72時間。72時間を経過したら使用を控える
以上の3つのポイントに気を付けて使用していただけますと、より効果が期待できます。
最後に
ぎっくり腰は誰にでも起こり得ます。ですので日頃の姿勢を意識してみてはいかがでしょうか。
もし、きっぐり腰になったり、急な痛みが起こった時にはお伝えした方法にて対処していただけますと幸いです。
「聞いた方法で対処したけど痛みが変わらない」
「痛みがだんだんと強くなっている」
「腰痛だけではなく他の症状まである」
そのような場合は別の問題があるかもしれません。お近くの医療機関への受診をお勧めいたします。
また当院におきましても『整体』を行っております。
ご自身の姿勢が気になる際はご相談ください。その身体の傾きを一緒に改善しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【監修:鍼灸師・柔道整復師 北 善之】