兵庫県芦屋市の整体院、きた鍼灸整骨院の北 善之です。

私自身、学生のころからゴルフをしていることもあって周りにはゴルフをしている方が多いです。そのレベルは皆さんバラバラ、現役プロから始めて間もない方までいらっしゃいます。

ゴルフは楽しいスポーツですが時折、肘の痛みに悩まされることがあります。特に30代から60代の方にとって肘の痛みによりゴルフと仕事の両立に苦しむケースがございます。

今回は、そんな肘の痛みとゴルフの関係性に焦点を当て、解消法などをお伝えさせていただきます。最後まで読んでいただけますと、お力添えになれる内容となっております。

ゴルフと肘の痛みの関係ってどうなっているの?

年齢が進むにつれ、ゴルフの際に感じる肘の痛みは増加する傾向にあります。こちらでは、具体的なゴルフ動作での肘への負担や肘のトラブルに焦点を当て、その関係性に迫ります。

ゴルフにおいて肘はスイングを行う中で重要な動きをしています。肘関節の動きは、曲げる・伸ばす・内に捻る・外に捻るの4方向。これらの動きを組み合わせるようにしてスイングを構成しています。

特に肘に負荷がかかる個所としてインパクトの前後の動き。インパクト付近の動きはトップから曲げた肘を急激に伸ばす動きとなります。

実はこの動きの際に肘の周辺にある筋肉に強大な力が生じます。筋肉の力が肘に繰り返しかかることで、肘関節にトラブルを引き起こすことがございます。

肘の痛みの原因とは?仕事とゴルフのバランスから見る改善策

肘の痛みの原因は様々。現役世代の方であれば、デスクワークなどのお仕事が多いのではないでしょうか。

実はデスクワークでの作業によっても肘に負荷がかかるケースがあるんです。仕事とゴルフのバランスが悪くなると、肘に余分な負担がかかりやすくなります。まずはデスクワーク中の姿勢に気をつけ肘にかかる負担を減らすよう心がけてみてはいかがでしょう。

また長時間のデスクワークになると手首を手の甲側に曲げたままになる傾向に。この状態が続くと肘の周りにある筋肉が疲労してしまうことがあります。ですが定期的なストレッチや軽い運動によって肘への疲労を軽減してくれます。

簡単な改善法が仕事とゴルフの両立を支え心地良いゴルフライフへの第一歩となります。次のセクションでは、具体的な原因を見つめ直し、バランスを整えるための日常的な習慣やエクササイズを紹介します

身体の専門家が伝える肘の痛みの解消法

もしも肘の痛みが続いている場合は専門家の助言が心強いかもしれません。その前にご自身で行っていただける解消方法もございます。こちらでは、肘の痛みを解消する方法を身体の専門家の視点からご紹介します。

スイング中に肘が急激に伸ばされることをお伝えしましたが、実は肘以外にも急激に動く箇所がございます。

それは「手首」

手首は肘よりも動きが細かくなります。手首の動きの中でもゴルフにおいて、尺屈(手首を小指側に曲げる動き)がポイント。インパクトの時の肘を伸ばす動きに加えて、手首における尺屈の動きによって肘の不調を生む原因となることがあります。肘の痛みはこの動きによって起こるといっても過言ではございません。

実際にプロになった後輩も手首を小指に曲げる動きを繰り返しケガをしました。手首の小指側にある軟骨が過度な練習によって擦り減り長期の安静を余儀なくされました。このブログを読んて下さっている方にはそのようになってほしくないと思い、今回このようなブログを作成した経緯があります。

そこで実際に肘の痛みを予防・解消するストレッチをご紹介いたします。

肘周囲筋ストレッチ

①伸ばしたい手の肘をしっかり伸ばします

②反対の手で親指の付け根を掴みます

③その状態から上方向に持ち上げます

④親指を手前に引っ張り30秒キープ

※注意:肘は曲げないようにしっかり伸ばして行ってください

強すぎるストレッチは逆効果になることがあるりますので、適度な力加減で行うようにしてみてください。

最後に

ゴルフは心と身体をリフレッシュさせ、楽しい時間を提供してくれる素晴らしいスポーツです。しかし肘の痛みによって楽しみを損なうことは避けたいものです。

肘の痛みの原因を理解し改善策を実施し、必要であれば専門家のサポートをうけることで心地よいゴルフライフを堪能できると考えております。肘の痛みにお悩みの方は、是非お伝えさせていただいた解消法を試してみてくださいね。

何か質問や疑問があれば、お気軽に当院までご相談ください。それでは良いゴルフを!

【監修:柔道整復師・鍼灸師  北 善之】

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