芦屋市にあります、きた鍼灸整骨院の北 善之です。

「咳がなかなか治らない」

「鼻水が出続けるんです」

とのご相談を受けることが最近増えました。

 

そのほとんどがご自身が風邪をひいたと思っていらっいます。

しかし、そのような風邪に似た症状は花粉症でも起こることがあるんですね。

でも、花粉症と聞けば春や秋に起こるイメージではないでしょか?

実は真夏にでも花粉症を発症することがございます。

 

そこで、夏の時期に起こる花粉症についてまとめております。

もし咳や鼻水、目の痒みのような症状でお困りでしたらお役に立てる内容となっております。

最後まで目を通していただけますと幸いです。

・夏風邪と夏の花粉症の違いってどんなの?

暑い時期に風邪をひくことは珍しくありません。

そんな夏の風邪は比較的症状が緩やかなため長引く人が多いといわれています。

 

夏風邪の原因となるウィルスは気温や湿度の高いのを好み、感染する経路も様々。

近年ではマスクを外す人が増えていることもあってか増加傾向にあります。

またウィルスの感染によって発熱がみられます。

次に夏の花粉症はイネ科やキク科の花粉が原因です。

イネ科やキク科の植物の背は低くく、身の回りの雑草にあることも。

お近くに雑草が多く生えている場所には近づかないことで予防できます。

ですので花粉症の症状は季節に関係なく起こります。

花粉症の場合、鼻水や目のかゆみ、くしゃみやのどの痒みといった症状となります。

風邪と花粉症をきっちり判断し、適切に処置することが症状を長引かせないポイントとなります。

・暑い時期に起こる花粉症の原因とは

夏になるとイネやヨモギの花粉が飛びます。

夏は気温が上がり湿度も高い環境。

すると汗をかきやすく、汗によって顔に刺激が加わります。

その刺激によって、鼻水やくしゃみなどの症状が普段より起こりやすくなるといっても過言ではないんです。

花粉症が起こるのは遺伝や花粉の量、生活習慣が要因になるといわれています。

人によって花粉の許容量が異なり、この許容量は生活習慣が影響。

ひと昔前に比べ、生活スタイルが変わったことが花粉症を発症する人が増えている

大きな要因ではないでしょうか。

また春や秋に症状がないのに、夏にだけ花粉症を発症する人もいらっしゃいます。

・咳や鼻水がある時の対処法をお伝えします

なかなか治らない症状でお困りの人への対処法となります。

東洋医学を使った『ツボ押し』です。

 

『上星(じょうせい)』 

場所は身体の中心線上。

前髪の生え際から頭のてっぺんの方向に約2センチ上がったところ。

正式には生え際から1寸上がったところです。

1寸とは親指の横幅となります。

ツボ自体はとても小さいです。

触った時に凹んでいる、膨らんでいるなど周りと少し異なります。

またツボを押してみると痛気持ちいい感じがすると思います。

 

ツボ押しを行う際は椅子に座るなどリラックスした状態で始めてください。

ツボを押した状態で深呼吸を3回し、手を放して下さい。

これを5回行うことで、より効果が期待できます。

最後に

この時期に増えてくる夏風邪ですが、中には花粉症の場合がございます。

長引くような症状であればもしかすると花粉症化もしれません。

その場合は今回お伝えさせていただいたツボ押しを行ってみてはいかがでしょうか?

当院では花粉症をはじめとするアレルギー治療を行っております。

花粉症などでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【監修:鍼灸師・柔道整復師 北 善之】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です