芦屋市川西町の整体院、きた鍼灸整骨院の北 善之です。

 

私の妻が

「横になっているだけなのに、心臓がドキドキする」

「なんだか気分が悪くて、吐き気がする」

と言ってきました。

 

運動したわけでもないのに、急に心臓がドキドキすると心配になりますよね。

そこで心拍を測ってみると…

通常一分間に60前後の脈拍が100近くまで増えていました。

すぐに対処法を施した結果、数分後には脈拍は正常に戻り気分も改善。

 

こちらでは、そんな症状の原因と対処法についてまとめております。

是非、最後まで読んでいただけますと幸いです。

急にドキドキする心臓の構造って?

 

心臓は産まれてから、ずっと動いてますよね。

しかも自分で意識して動かしていのではなく勝手に動いています。

 

身体の骨や関節を動かしているのは筋肉です。

この筋肉には自分の意志で動かせる「随意筋」と

意志で動かせない「不随意筋」に分かれます。

心臓は心筋と呼ばれる筋肉で構成されており、不随意筋にあたります。

ですので自分でコントロールすることは難しいといわれます。

では、どこが心臓のコントロールしているのでしょうか?

 

心臓の拍動を調節しているのは「脳」です。

詳しくは脳の中でも延髄(えんずい)と呼ばれるところが心臓の調節を行っています。

脳からの指示は自律神経(じりつしんけい)と呼ばれる神経を中継し、その指示が心臓に伝わるようになっているんです。

この自律神経はストレスや疲労などによって乱れることがあります。

 

 

心臓がドキドキする原因はストレスが理由なの?

 

緊張して心臓がドキドキした経験はありませんか?

あの状態が寝ているだけなのに起こる理由は…

ずばりストレスが原因といっても過言ではありません。

ストレスに加えて、疲労や睡眠不足などでも起こりうると考えられます。

 

自律神経は身体のスイッチ機能としての役割があります。

このスイッチ機能がうまく切り替わらないことがドキドキする原因。

ですので、スイッチである自律神経のバランスを整えてあげることが重要です。

一般的にドキドキする症状を「動悸(どうき)」と呼びます。

動悸にはストレスなどの心因的なものから、生命に関わる器質的なものあります。

今回は心因的に問題のある場合の対処法となっております。

 

 

そんな動悸の治し方ってどうやったらいいの?

 

自律神経を整えるために大事なのは「生活リズム」です。

不規則な生活は自律神経のバランスを悪くしてしますのです。

 

バランスを整える方法としては睡眠です。

決まった時間に起床し、決まった時間に寝るようにすることから初めて見てはいかがでしょうか。

睡眠の取り方から自律神経のバランスを整えていくことができます。

加えて、今回は急にドキドキして気分が悪くなった時に効果のあるツボをお伝えさせていただきます。

 

【大陵(だいりょう)】

手首にあり、手を曲げた際にできる線の上にあります。

手首を曲げた状態から手をグーに握ったときにできる2本の筋の間。

※心地の良い力加減で10秒間を目安に刺激してみてください

 

またこちらの方法に加えて、下記のブログも合わせてお読みいただくと、さらに自律神経を改善できる可能性がございます。

不調の原因は意外なところにあった! 睡眠で気をつけるべきポイントとは?

 

最後に

寝ているだけなのに、急に心臓がドキドキすると不安ですよね。

それに吐き気もあると気分が優れないですよね。

そんな時は今回お伝えした方法を試みてはいかがでしょうか。

 

まずは睡眠のリズムをある程度一定にすることがポイント。

不規則な生活が続くことがないように気を付けてみてくださいませ。

 

このようなドキドキが10分以上続く。

または短期間に何度も症状がある。

といった場合は別の問題も考えられます。

その際はお近くの医療機関への受診をお勧めします。

また当院にはストレスケアに特化しています。

ストレスケアを目的とした独自の施術を行っております。

お気軽にご相談いただけますと幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【監修:鍼灸師・柔道整復師  北 善之】

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