兵庫県芦屋市にあります、

きた鍼灸整骨院、院長の北 善之です。

ここ数年で日本の生活文化や食文化は時代と共にどんどん変化。一昔前には水やお茶を買うなんて皆さん想像できたでしょうかこのように私たちを取り巻く環境は刻一刻と変化しています。

しかし、身体そのものはあまり変化した様に感じられないかもしれませんが、もしかすると時代と共に少しずつ変化しているかもしれません

その証拠に身の回りの物は便利になり動くこと減っていますいつの間にか本来あるべき体力や筋肉が気付かないうちに衰えてしまっていることが予想されます

最近、膝の痛み違和感でのご相談が増えております。こちらのブログが同じ悩みを抱える方のお役立ちになりますと幸いです。

膝が気になる現役女性膝痛の原因

関節の役割は身体を動かすことはもちろんのこと、実はクッションとしての役割もあるんですね。歩いているには、地面からの反発力を各関節が吸収し脳への衝撃を減らしています。

しかし、下からの衝撃だけでなく重力によって下への荷重がにかかっています。なので立っているだけでも関節には負荷がかかっている状態になります。そのため体重が増えると関節へかかる負担は大きくなります。

ある研究によると体重が1㎏増えると歩くに約34階段の昇降で約67倍の負担が関節にかかるといわれています。

体重が3㎏増えると歩く場合は約9㎏。 階段の昇降では約18の重さが余計に加わっていると考えられます。たかが1㎏ですが馬鹿にはできませんね。

私たちの生活は一昔に比べてかなり便利になっています。便利になったということは生活の中で動くことが減っているということ。すると筋力が下がって、体重が増えやすい傾向にあると考えられます。

体重の増加と筋力の低下によって膝へかかる負担もさら大きくなります。症状がすぐに現れることはありませんが年齢を重ねるごとに違和感として現れるかもしれません

腫れている場所気になる?当院でのアプローチ

の痛みは関節の動きが悪くなることが原因の一つとされています。

生活の中で膝に痛みがあるとどうしても動かすことが減りますすると生活動作にも制限ができてしまい生活が不自由になるかもしれません。

痛いから動かない → 体重が増える → 膝への負担が増える → 痛みが強くなる

このように負のスパイラルとなり痛みが少なくなったころには骨が変形するケースがございます。残念ながら、一度変形した骨は戻ることはありません。ですので体重を増やさないために痛みがあっても、動ける範囲は動いていただくことをおススメします。

また膝関節には関節包(かんせつほう)という関節の動きを滑らかにする、いわば潤滑剤の役割を持った袋があるんです。その関節包に囲まれた関節のなかにある空洞を関節腔(かんせつくう)と言います。

関節腔に潤滑剤が溜まり腫れが生じる場合があります。この水は普通の水ではなく関節を滑らかに動かしたりクッションの役目をす潤滑剤が炎症によって多く分泌され膝の所々に溜まって腫れる事があります。

 つまり、痛みがあるということはそこに炎症があります。火が起こると、水で消さなくてはいけませんよね。でも火が消えないと水を出し続けないといけません。その水がたんだんと溜まっていくのが「膝に水が溜まる」と表現されているんですね。

実は痛の問題は姿勢原因があって、加齢と共に徐々に関節に影響を与えていることがあります。まずはご自身の姿勢をチェックしてしてみてはいかがでしょうか

例えば

靴底のすり減り方は左右均等?

ズボンの裾を片側だけ踏んでいない?

スカートが履いているうちに

など身体均等に動いているのかをチェックしてみて下さい。

もし、該当することがあれば以下のことに取り組んでみてください

鍼灸整骨院で膝の不調を改善する方法

人間の構造上、基本的に荷重は外側に片寄りやすくなっています。

普段の動作においても足の外側の筋肉はよく使うのですが内側はあまり使わなくなります。使わなくなるとの周りにある内側の筋力が徐々に少なくなの内側に痛みを生じます。そのため、太ももの内側の筋肉のトレーニングが必要となります。

方法としては座った状態で太ももの内側でボールやバスタオルなどを挟むようにトレーニングを行います。

膝に挟んだ状態のまま20キープその後5秒休憩これを1日5セット。ポイントとして挟む力は60%の力で行ってみてください。

また当院ではその方に合わせたトレーニングお伝えせていただいております

あとは体重が増えないように一日一回、決まった時間に体重計に乗ることをおススメいたしますでも、理に痩せようと食事を抜いたり偏った食生活は避けることをオススメいたします食べたいものは食べて、その上で軽度な運動を始めてみるのもいい思われます

実際にはすぐに成果はみられないかもしれません。しかし、そこで止めないようにある程度続けていただきたいです

目安は3か月。継続していけば必ず身体は変化していきます。

最後に

今回の記事を作成する経緯に至った理由として、実際に治療院にの痛みを訴える方が多いです。

そのほとんどは60代以降の方が多数ですが中には30代の方もいらっしゃいます。こうしてみてみるとが痛くなる年齢がどんどん下がってきているように感じられます。

急に運動を始めることは難しいかと思いますので、お伝えしたトレーニングや軽いウォーキングから初めてみるものいいかもしれません。大切なのは「続ける」ことです。

もし痛みが改善しない時は当院までご相談ください。

【監修 鍼灸師・柔道整復師  北 善之】

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