芦屋市の整体院、きた鍼灸整骨院の北 善之です。
先日、自営業で毎日忙しいを女性患者さんからご相談を頂戴しました。詳しくお話を伺うと、数日前から腰に違和感があったそうです。時間の経過とともに、腰からお腹へ痛みが移動してきたそうです。
日々の仕事に追われる中で、時にはお身体に不調が生じることがあると思われます。
そこで今回は、腰からお腹にかけての痛みの理由や対処法について解説させていただきます。
腰からお腹にかけて変化した痛みの原因
お仕事をしていると、どうしても
例えば、ご飯は炊飯器の中で保温にしていると柔らかいまま。でも、保温を切ってしまうとご飯がどんどん固くなってしまいますよね。実は筋肉もご飯と同じようなものなんです。
腰に痛みや違和感を感じ、その状態のまま過ごすと無意識に腰をかばうような動き「逃避動作(痛みを避ける動き)」をします。すると、普段あまり使っていないような身体の部位にまで影響が起こることがございます。
腰を含む身体の背中側とお腹側の筋肉がバランスよく働くので重力の中でも背筋をまっすぐにすることができるのです。つまり、腰や背中側に不調が起こるとお腹側がバランスを取ろうとして頑張ってしまうんですよね。それが今回、お腹にまで痛みが生じた原因だと考えます。
またストレスや不規則な食生活、
仕事の合間にできる対処法と未然に防ぐ予防策
筋肉に痛みを感じる場合、筋肉自体が縮んでいることが考えられます。まずは縮んだ筋肉を伸ばして緩めてあげるることをお勧めします。そこで仕事中などに、痛みを和らげる簡単なストレッチを取り入れることが有効です。例えば、
座ったままストレッチ法としてイスに座った状態から片ひざずつ伸ばすストレッチをお勧めします。具体的に片ひざは曲げた状態。もう片側は膝をしっかり伸ばします。その状態から上半身を前にゆっくり倒します。この時、ひざを伸ばしている足のふととも裏やひざ裏など伸びている感覚があればOKです。
仕事中でも定期的な休憩を取りながらストレッチを行うことで、筋肉の緊張が軽くなります。また座っている時間が長くならないように最低でも1時間に一度は立ち上がると筋肉が和らいで痛みを生じさせない対策となります。立ち上がっている時間は一分ほどでオッケーです。
ですがストレッチしても実際に効果がすぐに現れることは少ないのが実情。なので定期的かつ継続的にストレッチをすることで痛みを和らげ、疲れた身体が少しずつ改善されていきます。
腰が痛い時の寝る前に行う簡単ストレッチ
当院では、
ひざ胸抱え込みストレッチ法
①寝る前にベットやお布団の上で仰向けに寝ます
②両ひざを曲げ、両手で抱えるようにひざを胸に近づけます
③ひざに胸を近づけるようにして、抱え込んだ状態を保ちます
④抱え込んでいる時に深呼吸して背中まで伸びていることを確認してください
このひざ胸抱え込みストレッチは腰や背中の筋肉を伸ばし、緊張を和らげる効果が特に高いことが証明されております。毎日の寝る前に行うことで眠りやすい身体になり、快適な睡眠を促せます。
最後に
同じようにお仕事をしていて、忙しい毎日の中で腰からお腹にかけての痛みに悩まされている方もいらっしゃるかもしれません。今回のブログでは、
当院では腰痛治療を積極的に行っております。腰痛やその他、身体のことで何かお困り子どやお悩みごとがございましたらお気軽にご相談ください。健康でより充実した毎日を送るために一緒に改善していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【監修:鍼灸師・柔道整復師 北 善之】