芦屋市川西町にあります、きた鍼灸整骨院の北 善之です。 

 肩こりでお悩みの方は多いのではないでしょうか? 

「肩こりがひどくて頭痛や目の奥がズキズキがする」 

「常に肩こりがあって気分が悪い」 

「肩にダルさがあってイライラする」

 などの症状でお困りの方へ。この度のブログは、

「いろんなものを試してみたけれど良くならない」

「その時だけマシになるけど、すぐに元に戻る」

というツライ肩こりでお困りの方には参考にしていただける内容になっております。

 

こちらの記事を最後まで読んでいただければ、そのお悩みを改善できるかもしれません。 

 お時間のある際にご覧いただき、お力添えになれれば幸いです。 

ひどい肩こりの原因は内臓が関係している?  

はじめに結論からお伝えします。 

東洋医学の考えでは肩こりは肝臓(かんぞう)と密接な関係があります。 

なぜ肝臓なのでしょうか?簡潔に東洋医学について説明させていただきます。

 

東洋医学では身体をさまざまな要素が関連し構成された一つの個体としてとらえます。 

また心と体のバランスとれた状態を正常と考えます。 

不調はそのバランスが崩れた状態として考え、どこのバランスが崩れたか不調のあるところだけではなく身体全体で診ていきます。 古来より人間を一側面から診るのではなく総合的な観点から治療を行ってきた東洋医学が近年では注目を集めています。 

内臓が原因で起こる肩こりの特徴とは? 

東洋医学では肩こりを骨格や筋肉だけではなく、内臓との関係を合わせて考えます。 

また人間身体には内臓体制反射(ないぞうたいせいはんしゃ)というものがあります。 内臓体制反射とは、内臓で起こった負担や異常などが、その表面にある筋肉や皮膚に硬さを生じさせる現象のことを言います。 

実は内臓が原因による肩こりには特徴があります。 それはマッサージやストレッチ、入浴などをしても症状が和らがないことです。 

肩こりなどの筋肉が原因によるものであれば、首や肩まわりの血の流れを良くすことで改善が見込めます。しかし内臓が原因による肩こりの場合は改善しないことがあります。 

疲れた肝臓を元気にする方法とは?

内臓の中でも肝臓は筋肉の運動と支持の機能に関係しています。ですので肝臓の働きが悪くなると、筋肉の働きも悪くなってしまうことが考えられます。 

肝臓の機能が悪くなることで筋肉にこり痛み、違和感などが現れます。 

肝臓由来の肩こりの場合、まずは肝臓を正常な状態に戻すことが先決。 肝臓をケアする方法としては食事から口にするものを見直してみてはいかがでしょう

食事の際は、肉などに含まれるタンパク質に注意が必要です。 特に脂の多い肉を食べ過ぎると腸内環境が悪化しやすくなるんですよね。 

そして便として排泄しきれなかった物質体内に吸収され無毒化しようと肝臓が頑張ります。働きが肝臓の負担になることがあるのです。 

また肝臓は体内に入ったアルコールや有害な物質を分解し「解毒」する働きがあります。ですので、添加物をできるだけ避けた食事を意識してみてください。 

 

なるべく肝臓の機能を上げる食材を摂取してみるのもいいかもしれません。

具体的には春菊、タケノコ、ショウガ、山椒などです。  調理法に関してこだわりはありませんが、以上に記した食材を摂取し肝臓の機能を正常に戻しましょう。 

 でも、すぐに効果がみられることは少ないのが実状。 

まずは食事を少しだけ意識することで、肝臓の働きが徐々に良くなってきます。 そして肝臓の機能が良くなれば、筋肉の働きも良くなり肩こり改善が期待できます。 

肝臓の働きを促す効果的なツボを紹介します

東洋医学ではツボ(経穴)使って治療行います。身体には350箇所以上のツボが存在しています。

その中でも特に肝臓の働きを上げてくれるツボをご紹介させていただきます。

食事に加えて、ツボ押しすることで相乗効果が期待できます。

 

・太衝(たいしょう)

足の甲。親指と人差し指の間を足首方向に上がり凹んだ部分。

足背動脈(そくはいどうみゃく)の拍動部。ドクドクと拍動を感じる部分。

※ツボを指先触れ、上下に刺激してみてください。

くれぐれも強い刺激は禁物です。心地良い程度で行うことをお勧めします。

 

最後に 

肩こりを改善させる方法として、内臓との関係性についてお伝えさせえいただきました。

昔からから『肝心』という言葉があるように、肝臓大切にしないと健康を維持することは困難とされていますまずは食事に気を付けていただ内臓由来の肩こりを改善していきましょう。

 当院においても東洋医学による治療を積極的に行っております。

東洋医学を受けてみたい、興味があるなどの場合はお気軽にお問い合わせください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

監修:鍼灸師・柔道整復師  北 善之 】

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