兵庫県芦屋市の整体院、
きた鍼灸整骨院の北 善之です。
夏の暑さで、冷たい飲み物や食べ物が恋しくなる季節。
「少しぐらい大丈夫」と思っていても、
急な下痢や腹痛に悩まされた経験はありませんか?
年を重ねると、
同じ食べ方でも以前より冷たいものの影響を受けやすくなることが予想されます。
こちらでは、西洋医学だけでなく東洋医学の視点も交えながら、
夏になるとお腹の調子が悪くなる方に向けて、この夏を快適に過ごす具体的な対策をご紹介いたします。
冷たいものでお腹がゆるくなる理由
西洋医学では、冷たいものを摂ると腸の血の流れが一時的に減り、
また、急な冷えは腸のぜ運動を悪くして、
東洋医学では、冷えは「脾(ひ)」と「胃」を弱らせると考
脾胃は食べ物を「気(エネルギー)」や「血」
ここが弱ると栄養をうまく吸収できず、
さらに夏は、外の暑さと室内の冷房との温度差が激しく、
東洋医学では、
女性が注意したい夏の腸冷え習慣
①冷たいものを一気に飲む
暑さでほてった体に、冷たい飲み物を一気に流し込むと、
②冷房に長時間あたる
外気温との差が大きい部屋で長時間過ごすと、体の芯が冷え、
冷房が効いた室内では、
③生野菜や果物の摂りすぎ
冷蔵庫から出したばかりのサラダや果物は、
東洋医学的「夏の腸冷え」予防法
温める時間を一日の中に作る
冷たいものを摂った日は、
ショウガやネギ、
「腹」を守る服装
東洋医学では「腹は五臓六腑の中心」とされます。
消化を助けるツボ2選
・中脘(ちゅうかん):おへそから指4本分上
・足三里(あしさんり):ひざ下の外側、指4本分下
これらのツボを20秒ほどやさしく押すことで脾胃の働きを整え、
最後に
夏の冷たい食べ物や飲み物は、暑さを和らげてくれる一方で、
女性は体の変化や自律神経の影響で、
少しの工夫で、冷たいものの楽しみを奪うことなく、
「最近お腹の調子が不安定…」という方は、
当院では、
お困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 北 善之】