その喉の痛み…実は花粉症かもしれません。薬いらずのツボ対策３選

「暖かくなる時期は、花粉が気になり始める」

「春先は、きまって鼻や喉の調子が悪くなる・・・」

実は当院でも今頃の時期から、少しずつ花粉症のご相談が増える傾向にあります。

 

「毎年つらい症状に悩まされ、何を試してもイマイチ」

中には、そんなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

実は日常にちょっとした工夫を加えるだけで、花粉の影響を和らげることができるんです。

今回は、すぐできる花粉対策と当院で行っている花粉症ケアについてご紹介します

花粉症で喉の痛みが起こることがあるんです

日本人の約４割の方がアレルギー性鼻炎といわれ、花粉によるアレルギーが約３割だそうです。

最近では子どもの花粉症が増加傾向。１０代は３人に１人が花粉症との報告があり、しかも１０代以下の１５％近い子どもが花粉症を発症しているとの報告もあります。

大人で約４割、子供で約３割。いかに花粉症やアレルギーを持っている方が多いことが容易に想像できます。

薬だけに頼らない花粉症対策

花粉症はアレルギーの一種。

植物の花粉が引き金となり、目や鼻、喉などに症状を引き起こします。

原因となる花粉はスギやヒノキがよく知られています。

他にもシラカンバ、ハンノキ、イネ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなどもございます。

 

また花粉はハウスダスト(ほこり)などとは異なり、一年中飛散しているわけではないのでありません。

花粉症は季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれ、植物の花粉が原因となってアレルギー症状を起こすことをさします。

アレルギーは「マスト細胞」と「ヒスタミン」という物質が関係するといわれています。

マスト細胞は鼻の粘膜に特にたくさんいる細胞です。

マスト細胞に花粉が触れると、ヒスタミンという物質が細胞の外に出てきます。

ヒスタミンによって、外敵を体の外に出そうとしてくしゃみや鼻水が出るんですね。

またヒスタミンは血管を膨らませる作用もあるので、鼻づまりが起こります。

目や喉でも同様のことが起こり、花粉症の原因となります。

喉の痛みに効くツボを３選公開

花粉症の症状を少しでも和らげたい方へ。自宅で行えるセルフケアとして、簡単に実践できるのはツボ押し。

東洋医学におけるツボは全身に３５０以上あります。

その中でも花粉症の方に実際にツボ押しを行ってもらい、特に効果の高かったツボを３つご紹介します。

・上星（じょうせい） 

酸素の通りを良くするツボ 。

このツボは顔の中心線上にあり、毛髪の生際から２センチ頭頂部に上がった所にあります。

 

・迎香（げいこう）

左右の小鼻の脇にあるくぼみ。花粉症に効くツボです。

両方を人差し指で１０秒かけて気持ちいい程度の圧でゆっくりと押します。

 

・攅竹(さんちく)

眉の始まる部分。目の症状に有効なツボです。

 

ツボ押しする時は強く押さないことがポイント。できるだけやさしく刺激してみてください。

また、なかなかツボが見付けにくいことも考えられます。

その際は周りよりも凹んでいる、反対に膨らんでいる部分を刺激するようにしてみて下さい。

※以下の動画で分かりやすく解説させていただいております

youtu.be

 

最後に

花粉症の方にとって症状が起こるのは本当にお辛いですよね。

こちら記事を読んでいただいたのも何かの縁。この機会に花粉症治療を行ってみませんか？

当院では花粉症に特化した施術を行っております。

「今まで色々試したけども、あまり効果がない。」

「辛い時期は薬を飲んで、なんとかしのいでいる。」

そのような時は、当院までご相談ください。

監修：鍼灸師・柔道整復師　北　善之