芦屋市川西町にあります
きた鍼灸整骨院、院長の北 善之です。
最近は気候が良くなり、運動をしやすい時期になってきました。
すごくゴルフに行きたくなる気候です。
私は学生の頃からゴルフをしていました。
いつの間にかキャリアは25年を過ぎました。
ゴルフの練習中にケガをしたことをきっかけにこの世界に入りました。
そこで体の構造を勉強し、さらに運動学も学びました。
こちらではゴルフをしていた経験と合わせ、体の専門家として体の動かし方でミスショットを減らす方法についてまとめさせていただきました。
「練習所プロ」と呼ばれ、練習場ではうまく打てるけど・・・
ラウンドになるとミスショットが増える人。
ラウンド中だけ体の動きにくさ感じる人。
実は・・・それには明らかな原因があるんです。
こちらでは、原因となる意外と見落としがちな〇〇について書いております。
最後まで目を通していただき、そんなお悩みのお力添えになれば幸いです。
どんな靴を履いてスイングしていますか?
練習やラウンドの際の靴はどのようなものを使っていますか?
ゴルフの特性として、ショットにかける時間よりも圧倒的に歩いている時間の方が長いスポーツです。
そのため足元は非常に重要なポイントとなります。
ひと昔前に比べて、ラウンドではスパイク禁止のゴルフ場が増えたために、今ではスパイクレスが主流となっています。
禁止の理由はスパイクによってグリーンに穴か開いてしまうなど、他にも様々な理由があるそうです。
近年では多くのメーカーからスパイクレスが販売されており、スニーカーのようなデザインのものもあります。
スパイクがスイングに与えた影響
スパイクからスパイクレスになったことで弊害が起こりました。
それは「滑りやすさ」です。
スパイクは地面にピンが刺さることで滑りにくい構造になっていました。
しかし、近年ではほとんどのゴルフ場がスパイクが禁止となり、スパイクレスを履くプレイヤーが多数。
スパイクレスともなれば地面に刺さるピンがないので当然、滑りやすくなります。
しかしスパイクレスの普及に伴い、各メーカーは滑りにくく疲れにくいといったシューズの開発に力を入れています。
見落としがちなラウンド中の変化
ゴルフスイングは、
アドレス → バックスウィング → ダウンスイング → インパクト → フォロー → フィニッシュ、
という流れになります。
スイング中の足裏はしっかりと地面を捉えることが大切になります。
特に、インパクトに際に足にかかる負荷はとても大きいです。
そして、ラウンド中は平地ばかりではなく傾斜から打つことが多々あります。
スパイクの時では滑りにくくかった状況が、今では滑りやすい状況になっています。
スパイクレスになったことでスイングやラウンドの際に以前より滑りやすくなったことは明白です。
足もとが不安定で起こりうる弊害
ほとんどの人が、滑りやすい状況になると、無意識に滑らない様に力を入れます。
下半身に力を入れて、自然と足首を固定する動きになります。
すると、いつものスイングが僅かに制限されます。
この制限によって、スイングバランスが崩れミスショットにつながるのです。
また、足首を固定することによってスイングリズムが変わってしまう恐れがあります。
そのために靴を使って、いかに足首を固定できるかが重要なポイントとなります。
逆に言えば、足首をしっかり靴と固定させることさえできれば、ショットのミスは減るこいうことが考えられます。
靴の履き方だけで固定する方法
足首を自然に固定する方法として
『靴の履き方』
を意識してみてはいかがでしょう。
具体的な方法として、
靴を履いて紐などを締めるまでに重要なポイントがあります。
そこでラウンド前に必ず行っていただきたいポイントをお伝えします。
①まず座った状態で靴を履く
②つま先を上げてかかとを地面に打ち付ける
③かかとが靴の後ろにフィットした状態で紐を結ぶ
これだけです。
ポイントは②のかかとを地面に打ち付けるです。
かかとを靴の後ろ側にフィットさせるように靴を履いてみて下さい。
こうすることによって、靴と足首に一体感がうまれます。
足首が自然と固定されることで滑る心配が軽減され、スイング中やラウンドでの安定感につながり、ひいてはミスショットが減ると考えています。
練習場ではうまく打てるけど、ラウンドにいったらうまく打てない、
というお悩みをお持ちの人。
是非、次回のラウンドの際に試してみてはいかがでしょうか。
最後に
今回は靴がスイングにおいて見落としがちになっていることをお伝えさせていただきました。
練習場ではうまく打てるのに、ラウンドになるとミスショットが増える方は参考にしていただけますと幸いです。
また、私は学生の頃よりゴルフをしていた経験からゴルフには精通しております。
ゴルフのことで何かお悩みやお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
一緒に上達していきましょう(^^)/
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【監修:鍼灸師・柔道整復師 北 善之】