兵庫県芦屋市の整体院、きた鍼灸整骨院の北 善之です。
暑い日が続くと様々な不調を訴える方が増えてきます。
「何もしていないのになんだかダルい」
「水分は適度に飲むけど食欲がない」
「暑くてあまり外に出たくない」
と、ご相談をうけることがあります。
いろんなご相談を受ける中に、
「暑くなると眠たくなるんです」
「寝不足でもないもに常に眠たい」
とのご意見を頂戴します。
こちらでは暑い日が続くと眠たくなる理由とその解消法をご紹介させていただきます。
なぜ暑くなると眠たくなるのでしょうか?
眠気を起こす理由の一つとして『熱中症』の疑いがございます。
熱中症には段階があり、軽い熱中症の際には立ちくらみやめまいを起こすことがあるんですね。
つまり熱中症になると、意識がもうろうとしやすいことが考えられます。
その症状を『眠気』と感じてしまう人がいらっしゃいます。
普段通りの睡眠時間にも関わらず、眠気を感じる時はもしかすると熱中症かもしれません。
ですので眠気があるようでしたら熱中症を疑ってみてはいかがでしょうか?
体力がないと熱中症になりやすいの?
夏に限らず、普段から「自分は体力がない」と感じている人こそ、軽い運動を生活の中に取り入れることをオススメします。
軽い運動を習慣にすることで少しずつ体力をつけることができます。
また毎日の運動習慣はエネルギーを消費し、食欲を上げる効果があります。
体力がつくとは身体の筋肉量が増えることを意味します。
実は筋肉には水を貯える働きがあるんです。
熱中症は筋肉量の少ない人が起こりやすいといっても過言ではありません。
体力がつく筋肉が増えるので熱中症になりにくと考えられます。
運動するときに気を付けていただきたいポイント
体力をつけるためにどんな運動から始めたらいいのか悩みますよね。
そこでこれから運動を始める人にもってこいの方法がございます。
それは有酸素運動です。
有酸素運動とは運動中、エネルギーに酸素を使う運動のことを有酸素運動と呼びます。
酸素を使って筋肉への負担が比較的軽いのが特徴。
有酸素運動をおこなうことで様々な生活習慣病の予防・改善に効果があります。
ウォーキングやジョギングが有酸素運動の代表例です。
日常生活での活動にちょっと変化をつけるだけでも効果が期待があります。
エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を利用する。
比較的涼しい時間に1駅分歩く。
いつもより少し早歩きしてみる。
などから始めてみるのもいいかもしれません。
有酸素運動はどの程度行えばいいの?
有酸素運動を一週間の合計で180分が目安。
一週間の中の割り振りは自由です。
60分のウォーキングを週に3回、30分のウォーキングを6日でもOKです。
また1日の中で運動を分割してもよいので、1日60分の運動を20分×3回に分けて行っても効果は得られます。
外に出で運動するのが苦手という場合。
家の中でもできる夏バテ予防のトレーニングがあります。
それは20~30センチの台を使って昇降を繰り返すというトレーニングです。
※方法は動画にまとめております。
最後に
暑い日に眠気を感じる際は熱中症の疑いがございます。
まずはしっかりと水分補給するようにしてください。
熱中症や夏バテ予防には体力をつけることがポイントになります。
でもいきなり運動を始めるのはなかなか難しいかもしれません。
いつもより少しだけ多く歩くことから始めてみるのもいいかと思われます。
また運動を始める上で何かお身体に何か支障をきたすようなことがあればご相談下さい。
ご自身に合った無理のない程度の運動を始めてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
監修:鍼灸師・柔道整復師 北 善之