兵庫県芦屋市にあります、

きた鍼灸整骨院の北  善之です。

先日、70代の女性の方から「夜中に2〜3回目が覚めてしまって、あまり眠れません」

と深刻なご相談を受けました。

実は睡眠の質が下がるのには、いくつか原因が重なっていることがございます。

原因を少しずつ改善していくことで、良質な睡眠を取り戻すことができると考えております。

こちらのブログでは年齢と睡眠の関係、快眠の工夫、当院での睡眠改善施術についてお伝えします。

なぜ夜中に目が覚めるようになるのか?加齢と睡眠の関係

最初に押さえていただきたいのは「加齢と睡眠の変化」は自然なことである。ということです。

年齢を重ねると皆さん同じで、脳の活動レベルやホルモン分泌に変化が起こります。

睡眠を促す「メラトニン」というホルモンの分泌量が加齢とともに少なくなる傾向に。

すると寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めてしまったりすることがあるんですね。

また以下のような要因があると、不眠に陥りやすくなります。

・寝る直前までスマホを見る

・寝る時間や起きる時間がバラバラ

・カフェインやお酒をたくさん飲む

私もついつい寝る前にスマホを見たり、お酒は飲まないのですがコーヒーを飲み過ぎてしまいます。

一日二日では変化を感じないのですが毎日続くと眠りの質が下がって、起床時の体調が良くありません。

このような要因によって、

夜寝付きにくい → 日中に眠い → 昼寝する → 夜眠れない

という「不眠の悪循環」が生じることが予想されます。

快眠習慣と東洋医学的セルフケア

日々の生活の中で取り入れやすい方法として、東洋医学があります。

東洋医学の考え方として「未病」というものがあります。

未病とは病気の一歩手前。未病を解消することで病気を防ぐといった考え方です。

また東洋医学では「気・血・水(き・けつ・すい)」の流れを整えることを重視します。

快眠ケアとして以下のものをおススメします

① 寝る前のツボ押し

手のひらの真ん中にある「労宮(ろうきゅう)」というツボは、ストレス緩和に効果的。

中指を曲げた時に指先が手のひらに当る所。

反対の親指でゆっくり押すと、脳がリラックスしやすくなります。

② 足元を温める

足首や足先が冷えていると寝つきにくくなります。

寝る前にお風呂や足湯で足を温めると、自然と眠気が訪れやすくなります。

③ 朝の太陽の光を浴びる

朝起きたらカーテンを開けて3分間ほど、太陽の光を浴びましょう。

体内時計が整って、夜に自然と眠くなりやすくなります。

鍼灸や整体で「眠れる体」を整える

不眠の方に当院で行っている施術をご紹介させていただきます。

① 整体による骨格調整

体のゆがみを整えることで、筋肉や内臓の働きを整え、自律神経のバランスを改善させます。

首・肩・背中まわりの筋肉の緊張があると、睡眠中も体が休まりにくくなります。

② 鍼灸でツボを刺激

東洋医学の考えに基づき、ツボに鍼やお灸でアプローチ。

体質の改善・ホルモンバランス・リラックス効果が期待できます。

当院には、睡眠の質を改善したいというお悩みで来られる方が多くいらっしゃいます。

冒頭の70代女性の方も、最初は「眠れないことが日常になっていた」とおっしゃっていました。

施術を続けるうちに「夜中に起きる回数が減ってきた」と、少しずつ改善を感じていただけました。

改善された患者さんの声

Q.何が決めてで当院を受診されましたか?

A.紹介

Q.どのような症状にお悩みで来院されましたか?

A.不眠症

Q.実際に受診されて良かったことをお書きください

A.夜中に何度か目がさめることがありましたが、治療を受けて少しずつ改善していました

名前:M・K

性別:女性   年齢:70才

住所:伊丹市  職業:自営業

最後に

「もう歳だから仕方がない」と思っていた睡眠の悩み。

実は小さな生活習慣の見直しや体のメンテナンスを通じて、眠れる体を取り戻すことができます。

眠りが浅い、途中で起きる、朝がつらい。

そんなお悩みが続いている方は、一度ご相談ください。

少しずつ改善を目指していけるよう、私が全力でサポートいたします。

こちらのブログがお困りの一助になりますと幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【監修:柔道整復師・鍼灸師  北 善之】

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