芦屋市内にある保育所へ熱中症対策として経口補水液を寄付

兵庫県芦屋市の整体院、

きた鍼灸整骨院の北です。

梅雨が明け、いよいよ夏本番の季節となりました。

「例年にない暑さ」という言葉を耳にしますが、近年は暑さの質がより厳しくなっているように感じます。

私の暮らす芦屋市でも、外に出ればすぐに汗ばみ、少し動くだけで息苦しく感じる日が続いています。

暑い日が続くなか、特に気がかりなのは小さなお子さんの体調。

体温調節が未熟で、自分の不調をうまく伝えられない子どもたちにとって、夏は決して油断できない季節です。

このような思いから、先日、当院の近くにある保育所へ経口補水液を寄付させていただきました。

保育所の先生方は毎日、お子さん一人ひとりの体調に細やかに気を配りながら、暑さ対策にも力を注いでおられます。

経口補水液が「いざというときの備え」や「安心の一助」として少しでも役立てばとの願いを込めてお届けしました。

経口補水液は水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質もバランスよく含まれています。

また軽度の脱水や熱中症の初期症状の回復を助ける効果が期待されています。

そこで、暑さで食欲が落ちやすい子どもたちでも飲みやすいものを選びました。

厚労省のデータによると、熱中症による死傷者の数は毎年増え続けています。

実際に昨年、２０２４年の夏には全国で約９万７千人の方が熱中症で救急搬送されたとのこと。

そのうち乳幼児（生後２８日～６歳）は６００人を超えており、もはや熱中症は大人だけの問題ではありません。

引用元：厚生労働省

まだ、暑さに慣れていない子どもたちが長時間屋外で過ごすこと。

または室内で湿度が高くなる環境では、大人と比べて体に熱がこもりやすくなります。

だからこそ、日頃からの備えとともに周囲の大人が早めに異変に気づくことがとても大切なんですね。

私は日々「からだの不調」と向き合う仕事を通じて、健康の重要さを実感しています。

そのため、地域で暮らす皆さまが安心して毎日を過ごせるよう、少しでもお役に立ちたいという思いを常に抱いております。

今回の取り組みもその一環です。

ささやかな行動かもしれませんが、子どもたちや親御さんの安心につながるきっかけになればこれ以上の喜びはありません。

保育所の園長先生が笑顔で受け取ってくださった姿に、私もあたたかい気持ちをいただきました。

こうして地域とつながり、支え合える関係を築けることに改めて感謝しています。

これからも今回のような取り組みを少しずつ、確実に続けていきたいと考えております。

今後も暑い日が続くことが予想されます。

ご自身やご家族の体調に十分気を配りながら、お過ごしください。

当院といたしまして、地域の皆さまに寄り添い、健やかな暮らしを支える存在であり続けられるよう努めてまいります。

健康に関わる者として、地域の命と暮らしを支える一端になれますと幸いです。

【監修：柔道整復師・鍼灸師　　北　善之】