兵庫県芦屋市にある、
きた鍼灸整骨院の北 善之です。
「立っていると左に傾いてしまう」
「歩いている姿勢がおかしいと指摘された」
「集合写真を見ると体が傾いている」
このようなお悩みをお持ちの方、いらっしゃいませんか?
当院に来られる患者さんからもよくこういったご相談をいただきます。
「体が傾くのは年のせい? それとも何か病気?」
と、
こちらの記事は、そのような症状でお悩みの方にとって有益な内容となっております。
誰もが左右非対称。傾きやすいのには理由がある
人の体って、意外と左右対称ではありません。
たとえば、心臓は左、肝臓(かんぞう)は右にありますよね。
肺も左右で微妙に大きさが違うんですね。
さらに日常生活の中で、利き手や利き足に無意識に頼る動きが増えます。
私自身もそうですが、荷物をいつも同じ手で持ったり、気づいたら
実はこうしたクセの積み重ねが、
そのため、まっすぐ歩いているつもりでも筋力の左右差で体が傾いてしまうことがあるんですね。
筋力はゆっくり確実に落ちていく。だから今から始めたい事
「昔に比べてふらつきやすくなった気がする」
「立ち上がるときにふらっとするようになった」
それも、自然なことです。
筋力は40歳ごろから少しずつ減り始めます。
何もしなければ80歳代には20代の半分近くにまで落ちるとも言
そんな時に、すぐできる対策があります。
それは筋肉トレーニング。
筋肉トレーニングと聞くとツライ、しんどい、といったイメージがありませんか?
私も同感です。しかし、実際には一日一分だけでできる簡単なトレーニング。
立っている時や歩行に関わる中殿筋(ちゅうでんきん)という筋肉を中心に鍛えることで、姿勢改善につながります。
1分間の中殿筋トレーニング
ご自宅で、
特別な道具は必要ありません。少しのやる気があればOKです。
<トレーニング方法>
①つま先を揃えて立ちます(壁や椅子に手を添えると安心です)
②片足をゆっくりと真横に上げます(5秒かけて上げ、5秒かけて戻す)
③左右それぞれ、交互に2セットずつ行いましょう
トータル1分程度でできる動きですが、
<ちょっとしたポイント>
・足を上げるとき、つま先が外に向かないように注意
・上体が左右にぶれないよう、真っすぐの姿勢を意識
そして利き手・利き足と反対側の「弱い方」
すると、左右の筋肉バランスが整う効果が期待できます。
体は心と習慣で変わる。食事・睡眠・気持ちの整え方
もし、日によってふらついたり、
それは体が「
こんなときは、
・しっかりと睡眠をとること(寝る前のスマホは控えめに)
・ビタミンやたんぱく質をしっかり摂ること
・気持ちをリセットする時間を持つこと
以上を意識するだけで、必ず体は変わっていきます。
何より「頑張りすぎないこと」もとても大事なことです。
最後に
姿勢不良の原因は筋力の左右差や疲労によるものが多いです。
しかし、
・じっとしていても傾く
・手足の力が入りにくくなってきた
・急に歩けなくなった
こういった症状がある場合は、お
もし「これはどうなんだろう?」
当院では一人ひとりのお体の状態に合わせたサポートを行ってお
あなたの健康に少しでも貢献できれば幸いです。
監修:鍼灸師・柔道整復師 北 善之