「膝裏が痛くて、運動だけでなく生活にも支障が出ている」

「座っていて立ち上がろうとしたときに膝の裏に痛みがある」

そんな悩みを抱えている卓球選手の方、いらっしゃいませんか?

試合中や練習中はもちろん、階段の上り下りや歩くたびに痛みを感じると、本当に辛いかと思われます。

そこで、膝裏の痛みを改善するには

足首を回す

という意外なアプローチなんですね。

 

実は解剖学の観点から膝と足首って密接に関わっています。

そのため、足首が硬くなると膝に余計な負担がかかり、特に膝裏外側の筋肉や腱が緊張しやすくなります。

その結果、痛みがなかなか取れずに慢性化することがあります。

足首の柔軟性を高めることで膝への負担が軽減され、痛みの改善につながるケースは少なくないんですね。

足首を回すと膝裏の痛みが軽くなる理由

兵庫県芦屋市の整体院、

きた鍼灸整骨院の北 善之です。

私自身が卓球のトレーナーをしていた経緯があり、当院には卓球関係者の方が多くいらっしゃいます。

実際、最近来られた20代の卓球選手の事例になります。

「あぐらをかいて座っていると立ち上がる時に膝の裏の痛みがあり、なかなかよくならない」とのこと。

色々と検査をしたのち、ある一か所の動きが悪いことが気になりました。

それは「足首」。

施術したのち、自宅で足首を回すように指導させていただきました。

実は足首を回すことで得られるメリットはいくつかあるんですね。

まず、足首を動かすとふくらはぎの筋肉が刺激されて血流が良くなります

足首から膝にかけて、ふくらはぎの筋肉が存在しています。

ふくらはぎの筋肉内の血がスムーズに流れることで、膝裏にある筋肉にも新鮮な酸素や栄養が届くことで、緊張が緩む効果が期待できます。

また、足首の柔軟性が高まると、膝や股関節の動きもスムーズになり、足全体のバランスが良くなることで膝の負担が軽減されることが予想されます。

方法としては座った状態で片方の足を軽く持ち上げて足首をぐるぐる回すだけで効果的。

時計回り、反時計回りにそれぞれ10回ずつ行うことで、ふくらはぎがだんだんとほぐれていきます。

加えて、つま先を上下に動かす方法もおすすめです。

これを毎日少しずつ続けるだけでも、膝裏の痛みが軽くなる実感を得られます。

膝裏の痛みを軽くするための第一歩

特に膝裏外側の痛みのは、放置すると悪化してしまうことがあります。

でも、足首を回すといったシンプルなケアを取り入れるだけで、改善の兆しが見えることもあります。

足首を回すだけで本当に変わるの?」と半信半疑かもしれません。

しかし、体の変化は意外なところから起こるものなんですね。

ここで大切なのは、毎日続けること。

毎日数分だけでも、自分の膝や足首に目を向けてあげる時間を作ることが、痛みの改善につながると考えております。

なかなか改善しない膝裏の痛みに悩んでいるようでしたら、試してみてはいかがでしょうか。

小さな一歩が大きな変化を生むかもしれません。

最後に

今回は卓球をしている方で膝裏に痛みがある時の対処法についてまとめさせていただきました。

この対処法は卓球をされていない方でも有効な方法となっております。

もし、周りの方で膝裏の痛みに困っている方がいらしゃるようでしたら、この方法をお伝えください。

 

それでも痛みが改善しない時は他に原因があるかもしれません。

そのような時は当院までご相談いただけますと幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【監修:柔道整復師・鍼灸師  北 善之】

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