兵庫県芦屋市の整体院、
きた鍼灸整骨院の北 善之です。
夏の猛暑から少し気温が下がる季節になると体調を崩す方がいらっしゃいます。
その原因として『夏バテ』が考えられます。
「何もしていないのに疲れてしまっている」
「やる気がおきなくて何だか体調がよくない」
もしそのような症状でお悩みの場合、具体的な対策や治し方についてまとめました。
お時間の許す際にご覧いただき、お力添えになりますと幸いです。
夏バテの症状と原因。現役世代に多い特徴的なサイン
『夏バテ』という言葉をよく耳にすることがあるのではないでしょうか?
でも、なぜ夏バテになるかご存じない方も中にはいらっしゃるかもしれません。
夏バテを起す理由の一つに神経の乱れがございます。
神経と言っても体にはたくさんの神経が存在します。
触ると感じる感覚神経、筋肉を動かす運動神経・・・
たくさんある神経の中でも自律神経(じりつしんけい)と呼ばれる神経が乱れていると考えられます。
実はこの自律神経は体のスイッチのような働きがあるんですね。
そのスイッチの切り替えがスムーズに行われなくなると、夏バテを引き起こす大きな要因となりかねません。
自律神経が乱れた時は眠れない、食欲が落ちるといったサインが現れることがございます。
もしこのような症状がある時は不調の原因は自律神経の乱れかもしれません。
夏バテの予防と対策。すぐに始められる健康維持
夏バテになる要因に自律神経が関係するとお伝えさせていただきました。
夏バテ対策として自律神経が乱れないことが重要。
もし乱れているのであれば、整えることで夏バテの改善が期待できます。
また夏バテになる理由のもう一つとして水分不足があります。
体の約60%以上が水分。水分には栄養などを運ぶ役割があり、体温を一定に保たせる役割もございます。
そのため水分が不足すると体に栄養などがいきわたらず、すぐに疲れてしまうような症状を引き起こすことがあるんですね。
水分不足によって夏バテを起す理由になることもありますので、普段からこまめに水分を摂って水分不足にならないよう対策が必要です。
普段から水分を摂る際は、こまめに少しずつ飲むこと。
人は一日に2リットルほどの水分が必要とされております。しかし、2リットルの水分を摂るのは大変です。
ですので、少しずつ数回に分けて水分を摂るように心掛けてみてはいかがでしょうか。
専門的なケアで夏バテを根本から解消する方法
夏バテは体がだるいや、疲れやすいが主な症状です。時には、吐き気や下痢などの症状も起こることがあります。
今の時期にこれに当てはまるようであれば、もしかすると夏バテかもしれません。
それに夏バテになる方は、最高気温を記録しやすい8月中旬から9月いっぱいまでの期間に増加傾向にあるんですね。
今は症状がなくてもこれから9月にかけて、体に不調が起こる可能性がございます。
そこで夏バテの症状の治し方、または夏バテ予防の方法についてお伝えさせていただきます。
ずばり、夏バテの原因は自律神経の乱れ。まずは神経の乱れを整えてあげることが最優先となります。
そんな神経の乱れは呼吸によって改善が可能です。
【自律神経リセット呼吸法】
①椅子やベットでリラックスした状態で始める(寝た状態でもOK)
②口ではなく鼻からできるだけ息を吐き出す(10秒かけてゆっくり)
③全部吐き切った状態で鼻で息を吸うこと(10秒かけてゆっくり)
この呼吸を10回を目安に行ってみてください。
ポイントは2つです
①リラックスした状態で行う
②吸うことよりしっかり吐き切ること
最後に
今回は夏バテについてお伝えさせていただきました。
普段の生活の中で呼吸を意識することは少ないかと思われますので、これを機に行ってみてはいかがでしょうか?
呼吸法をしてすぐに効果がみられる方もいらっしゃれば、なかなか効果がみられない方もいらっしゃいます。
まずは1週間を目安に呼吸法を行ってみてください。少しずつ体が変わっていきます。
また当院におきましても『自律神経』に対する施術を積極的に行っております。
過去に同じような症状を訴える方が治療によって改善していく姿をたくさん見てきました。
夏バテで気になることがございましたらお気軽にご相談いただけますと幸いです。
【監修:鍼灸師・柔道整復師 北 善之】