兵庫県芦屋市にあります、きた鍼灸整骨院の北 善之です。
正座は日本の伝統的な座り方であり、
そこで、正座をしていると足首に痛みを感じた経験はございませんでしょうか?
ですが、正座による足首の痛みの原因は何なのでしょうか?そして、どうやってご自身で痛みを和らげ、
足首の痛みをストレッチでケアしましょう
正座をすると足首が伸ばされて、足首周辺の筋肉や関節に痛みが生じることがあります。
この痛みは長時間正座を続けた場合に現れることがあるんですね。
ほら、ゴムを引っ張ると、伸ばされている部分は細くなりますよね。血管もゴムと同じで、伸ばされると細くなり血が流れにくくなって痛みになります。
しかし、長時間ではないのにも関わらず痛みを訴えるケースもございます。
この理由としては、普段からの歩行や姿勢に何かしらの原因があって痛みを生じることが多いです。
それに加えて、過去に足首をケガをしたことがある。つま先を使う運動、例えばバレエなどの経験がある。といったことも痛みを起こす要因になることがあるんですね。
解剖学的にみて足首には、細かい靭帯(じんたい)や足根骨(そっこんこつ)と呼ばれる小さな骨が存在します。
そのため、まずは痛みの箇所を特定し原因を見極めることが重要となります。
また痛みを引き起こす原因は様々です。こちらでは主に筋肉や関節に痛みがある際に行っていただきたいケア方法を紹介いたします。
ケア方法として、皆さんご存じかと思われますが「ストレッチ」となります。
では、
足首の筋肉をほぐすストレッチ(筋肉)
①床に座り、片足を伸ばします
②もう片方の足を曲げ、その足の甲を手でつかんで引き寄せます
③引き寄せたまま、キープ(30秒間)します
※反対側も同様に行います
このストレッチを左右5回行います。
足首の柔軟性を高めるストレッチ(関節)
①床に座り、片足を曲げて膝を立てます
②曲げた足先を手でつかみ、
※反対側も同様に行います
左右、時計周りを10回、反時計回り10回行います。
床に座って行うのが難しい場合、椅子やソファに座って行っていただいてもOKです。
これらのストレッチを定期的(朝・夜)に行うことで、
痛む足首を支えるサポーターの効果と使い方
足首以外でも痛む所にサポーターをされる方がいらっしゃいます。
正座や日常生活での足首の負担を軽減するために、
サポーターの使い方は簡単。足首に装着し、
しかし、
サッカー選手も実践!足首の痛みに効くツボとは?
私自身がサッカー指導者ということもあり、当院にはサッカーをしている方がいらっしゃいます。
サッカーによる足首の痛みを和らげる方法の一つに、ツボマッサージがあります。
また東洋医学において、
今回はその中でも特に有用なツボを紹介します。
崑崙(こんろん)
足首の外側の外くるぶしとアキレス腱の間にあるツボです。
外くるぶしからアキレス腱(後方)に向かって、最も凹んでいる箇所。
丘墟(きゅうきょ)
足首の外側の外くるぶしの最も尖っているところ。
その尖っている箇所から少し前へ、そして少し下がった箇所。
これらのツボを指圧することで、足首周辺の筋肉が和らぎ、痛みが治まる効果が期待できます。
またツボマッサージはやさしく行い、
最後に
足首が痛いと色々と大変ですよね。それに正座ができないと生活が制限されるかもしれません。
今回お伝えしたように、正座による足首の痛みを軽減するためにはストレッチやサポーター、ツボマッサージなどの方法があります。
しかし、だんだんと痛みが強くなったり、正座以外でも強い痛みがある場合は他の原因が考えられます。その時はお近くの医療機関への受診をお勧めいたします。
また歩行や姿勢に原因がある場合は、整体を受けてみてはいかがでしょうか。その際は当院までお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 北 善之】